【ポケットWifi不要】楽天モバイルを使って海外リモートワークした感想

海外で楽天モバイルを使っている

僕は楽天モバイルのおかげで、海外移動の際のリモートワークがとても捗るようになりました。楽天モバイルの海外ローミングを、実際にアジアの複数国で使ってみた感想をまとめています。

目次

海外旅行で楽天モバイルを利用した場合の料金

海外旅行中もネットが使えるようにポケットWifiを準備する人もいますが、短期の旅行やトランジットでの使用なら、楽天モバイルがあれば十分です。

料金は1ヶ月以内、2GB以内の利用でしたら、980円(税込1,078円)です。

新規契約しても千円ちょっとで利用でき、1ヶ月で解約しても、契約解除手数料など追加費用が発生することはありません。(公式サイトでも確認する場合はこちら→楽天モバイル

そしてすでに楽天モバイルを持っている人は、上記追加料金なしに利用することもできます。

楽天モバイルと有名ポケットWIFI 料金比較表

国内で契約でき、海外で利用できる有名ポケットWifiレンタル料金と、楽天モバイルの料金を比較してみましょう。

プランの仕組みが様々ありますが、ここでは分かりやすくするため、アジア圏で5日間利用した場合でまとめてみました。

データ容量期間料金
楽天モバイル合計2GB1ヶ月1,078円
グローバルモバイル一日500MB5日間5,400円
jetfi一日500MB5日間6,350円
ZEUS WiFi for GLOBAL一日500MB5日間2,900円
グローバルWiFi一日600MB5日間8,400円
※2024年3月17日時点 ※各社大容量プランもあります。上記は一例です。

ポケットWifiって高いんだなと感じますね。しかもレンタルの場合は配送手配したり、使用後は送り返したりという手間もあります。ネット申し込みとスマホで海外ローミングをオンにするだけで使えるようになる楽天モバイルは、圧倒的に便利でお得ではないでしょうか。

楽天モバイル 海外ローミングの設定

海外の渡航先でもネットを使えるように、日本で事前にしておくべき設定はとても簡単です。

楽天モバイルを契約したら、あとは『my楽天モバイル』という専用アプリを自分のスマホにインストールします。そして、国際通話や国際SMS、海外ローミングの使用をオンにしておく(青色になっていたらオン状態です)だけです。

楽天モバイルアプリで海外ローミングをオンンにする方法

海外でトラブルになった時に備え、使う予定はなくても海外通話もオンにしておくことを個人的にはお勧めします。もし何かの間違いで使いすぎてしまっても、2万円以上にはならないようになっていますので安心です。

あとは渡航先に着いたら(飛行機が着陸したら)、機内モードを解除しましょう。日本に居る時と同じように、普通に楽天モバイルを通してインターネットが使用できるようになります。もしすぐには使えず「検索中」と表示される場合は、一度端末を再起動してみましょう。

現地でインターネットが繋がると、楽天モバイルからこのようなショートメッセージが届きます。

楽天モバイル海外に着いたら届くSMS

アジア複数国で楽天モバイルを使ってみた感想

海外72の国や地域で利用できるという楽天モバイルですが(利用できる国の一覧は、念のため公式サイトをチェックしてください→楽天モバイル)、僕が利用したことがあるのはこちらの国です。

  • 中国
  • 韓国
  • 香港
  • タイ
  • マレーシア
  • シンガポール

いずれの国でも現地の通信会社にスムーズにつながり、快適に使用することができました。最近は海外の空港でも色んなところに無料Wifiがあって利用することができますが、空港やラウンジのWifiが届く前から、飛行機が地上に着いたらすぐにネットが使えるというのは便利ですね。

現地で楽天モバイルの海外ローミングを使うというのは、実際には各国それぞれの提携している通信会社の回線を使うということです。自分でその接続先を選ぶことはできませんが、自動で今いる場所の回線につながるので、特に不便はありませんでした。

空港ラウンジやレストラン、ホテルでリモートワークする際にも、スピードは問題ありませんでした。Zoomも快適に使えて助かりました。

海外出張した月の楽天モバイル利用明細

海外ローミングも利用した2024年2月の利用明細はこのようになりました。国内海外含めて9.67GB使用し、そのうち海外利用が1.5GBということですね。

月末に出張があり、2月末から3月初めにかけて、海外の空港で少しインターネットを使いました。金額はこのようになりました。

国内でもリモートワークの際にはできるだけ自分の回線を使うようにしていますが、10GB弱使用して2,176円とは、やっぱり楽天モバイルは圧倒的に安いですね。スピードや安定性についても、僕はこれまで地方含め色々な場所で利用していますが、不満に感じたことはありません。

楽天モバイル利用時の注意点

楽天モバイルの海外ローミングはとても便利ですが、2GBという使用上限があることに注意しましょう。

どのくらい使用すると2GBを超えてしまうのか?

大体の目安ですが、データ通信1GBの容量があれば何ができるのか?まとめてみました。

Webサイト閲覧約600ページ 閲覧
Googleマップ約1,000経路 検索
Google翻訳約5,000分 翻訳
メール送信約10~20万通 送信
LINE約30万トーク送信
インターネット音声通話約50時間 通話
インターネットビデオ通話約3時間 通話
Youtube約2時間 視聴
※画像や動画の通信は、画質によって大幅にデータ量が変化しますので、あくまでも目安です。

ちょっとした調べものや、ニュースサイト見たり、SNSをチェックしたりする分にはあまりデータは消費しません。でも動画を観たり、ビデオ通話をしたりすると早くデータ容量を消費することがあるので、注意が必要です。

2GB以上使用した場合は、追加購入もできる

もし1カ月の間に2GB以上データ通信を使うと、楽天モバイルの場合は速度制限が課されます。使えなくなるほどではありませんが、動画を観るのはほぼ無理、LINEメッセージやメールなどならかろうじて使える、くらいのスピードまで落ちます。

再び高速通信を使いたい場合は、データチャージもできます。1GBあたり500円で追加チャージもできますので、必要な場合は追加しましょう。アプリのトップページにチャージのボタンがあり、海外渡航中でも大丈夫です。

注意:2GB使い切って速度制限がかかってからになると、アプリを使うのも時間がかかることがありますので、必要な場合は早めにチャージしておきましょう。

2GB以上使うのであれば、現地SIM作るのがおすすめ

僕はトランジット利用だけの場合は楽天モバイルで済ませることが多いですが、中長期に滞在する時には、渡航先の国で新たなSIMカードを作って利用しています。ほとんどの国は日本と比べて新しいSIMカードを作るのが簡単で、空港にある携帯会社のカウンターに行ってパスポートを見せれば、その場でSIM発行してくれます。

現地SIMを作ることの一つのメリットは、滞在国の電話番号も得られて、SMSを使えるようになることです。アジアでポピュラーなGrab(タクシーアプリとしても使える)などを利用するには、現地SIMで一度SMS認証する必要があります。Grabがあるかないかでは移動の便利さが全然違いますので、作成がおすすめです。

また、長時間のリモートワークには正直2GBでは足りないことが多いので、僕は数日以上滞在する国では現地SIMを作るようにしています。一度作っておけばネットからクレジットカードを使ってチャージも簡単にできるので、後々も便利です。

トラブルに備えるなら、国際通話かけ放題プランもあり

楽天モバイルには、月額980円で国際通話かけ放題というプランもあります。注意が必要なのは、海外→日本は対象外であることです。でもこれにより、海外旅行中の家族や友達といつでも連絡とれるようになりますので、念のためこのプランを使えるようにしておくと何かと安心です。

まとめ 短期海外旅行なら楽天モバイルがおすすめ

僕は昔ポケットWifiを使っていたこともありますが、維持費がかかること、持ち運びやセッティングが面倒なことから、楽天モバイルに切り替えました。他にも楽天モバイル利用が向いている人は多いのではないでしょうか。

まとめ:楽天モバイル利用が向いている人

結論として、下記の条件にあてはまる人には、楽天モバイルが一番おすすめです。

  • 海外のネット利用をできるだけ安く抑えたい人
  • 短期旅行やトランジット際、海外の空港で少しだけネットが必要な人
  • 面倒な手続きや設定なしに海外でネットを使いたい人

僕はiPhoneのデュアルSIM機能を使い、楽天モバイル+海外SIMを入れて使い分けています。リモートワーカーが移動の合間にちょっと仕事をしたい時、短期の海外旅行の時、楽天モバイルはとても便利ですので、ぜひご検討ください。

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