タイのスワンナプーム国際空港にはたくさんのラウンジがありますが、先日コーラルラウンジ(The Coral Lounge)を利用してきましたので、リモートワークの観点からレポートしたいと思います。
プライオリティパスで利用できる スワンナプーム国際空港ラウンジ一覧
タイの首都バンコクにある主要航空のうちの一つ、スワンナプーム国際空港は巨大な空港ですがターミナルは一つだけで、国内線と国際線が同じ建物にあります。その中でサテライトとコンコースというエリアに分かれているので、空港内は広く移動が大変です。
空港ラウンジもかなりの数があり、名前が似ているものがあったり、国内線コンコースと国際線コンコースそれぞれに同じ名前のものがあったり、下調べなしでお目当てのラウンジを見つけるのは難しいでしょう。
プライオリティパスで利用できるラウンジの一覧はこちらです。
サテライト1
- Miracle First Class Lounge
国内線 コンコースA
- Bangkok Airways Boutique Lounge
- The Coral Executive Lounge
- Blue Ribbon Club Lounge
- Royal Silk Lounge
国内線 コンコースB
- Miracle Lounge
国際線 コンコースA
- Miracle Lounge
- Miracle First Class Lounge
国際線 コンコースC
- The Coral Finest Business Class Lounge (Cocoon)
- Miracle First Class Lounge
- The Coral Finest Business Class Lounge
国際線 コンコースD
- Blue Ribbon Club Lounge
- The Coral Finest Business Class Lounge
- Miracle First Class Lounge
- Miracle Business Class Lounge
- Turkish Airlines Lounge
国際線 コンコースE
- Oman Air First & Business Class Lounge
国際線 コンコースF
- Miracle Business Class Lounge
- Air France – KLM SkyLounge
国際線 コンコースG
- Miracle First Class Lounge
- Miracle First Class Lounge
- Miracle First Class Lounge
何かの間違いじゃないかと思うくらい、ミラクルラウンジの数が多い・・・! コンコースGなんて3つとも同じ名前のラウンジです。それぞれ違う階にありますが、同じ会社が運営しているということのようです。
コーラルラウンジがおすすめの理由と行き方
前回僕はベトジェットエアのバンコクー福岡便を利用した際、国際線コンコースDにある、The Coral Finest Business Class Loungeで少し滞在できました。
コンコースDには他にもたくさんの空港ラウンジがあるんですが、コーラルラウンジがおすすめの理由は、無料の肩マッサージ15分というサービスがあること!時間に余裕があればこちらにより、場合によってはラウンジホッピングして他ラウンジの違う料理も楽しむ、などしても良いかもしれません。
コンコースDのコーラルラウンジへの行き方
The Coral Finest Business Class Loungeは、スワンナプーム空港 国際線コンコースD、3階のイーストサイドにあります。
出国審査場は4階にありますので、終わったら一つ下がって3階に移動します。DとCoralの看板を目印に移動しましょう。そしてこちらの入り口から入ります。
コンコースDのコーラルラウンジを利用した感想
今回けっこう滞在時間が短かったんですが、利用感想をまとめてみます。
リモートワーク向きか 星評価
スワンナプーム国際空港のコーラルラウンジが、リモートワークに向いているかという観点で評価してみました。
項目 | 評価 |
コスパ | |
仕事インフラ | |
セキュリティ | |
居心地 | |
寛ぎアイテム |
プライオリティパスで利用できるためコスパ良し
プライオリティパスがあれば無料で利用できるラウンジですので、コスパは良いとします。
基本的なインフラはあり
電源、Wifi、テーブルなど基本的なインフラは揃っています。特別な仕事用スペースは見当たりませんでしたが、普通に使えるレベルと言えるでしょう。
セキュリティもばっちりで安心
入り口でカード確認された人だけが入れますので、セキュリティはしっかりしていると言えます。仕事をすると後ろからの視線も気になりますが、それを防げる席もそこそこありました。
居心地もよく、ある程度長居しても大丈夫そう
最大2時間半とされていますが、特に時間を計って退室を促すようなシステムには見えませんでした。実質2時間半を超える滞在になってもおそらく大丈夫そうです。
ソファー席が多く、休憩に向いているような気がしました。団体なら専有できるスペースもまぁまぁありました。
食事は充実、マッサージサービスもある
コーラルラウンジでは食事メニューが充実していて、タイ料理系ホットミールが美味しかったです。写真を撮るには不便ですが、各料理にしっかり蓋があるのはいいですね。
深夜でも新鮮なサラダが準備されているのも、ありがたかったです。
今回は利用しませんでしたが、無料でカクテルを作ってくれるカウンターもありました。
肝心の肩マッサージが利用できなかった理由
マッサージサービスがあるのでコーラルラウンジがおすすめと書いておいて大変申し訳ないんですが、じつは前回ラウンジ滞在した際は、肩マッサージを利用できませんでした(泣)。
搭乗時間が迫っていたため滞在できる時間が短く、急いで食事して、メールチェックしたり仕事をしたら、もう時間がなくなってしまい、残念ながらマッサージできませんでした。
次回は何としてもマッサージしてもらえるように、時間配分に気を付けてこようと思います!
LCCで移動時のラウンジ利用注意点
スワンナプーム国際空港は便利な空港ですが、今回ベトジェットエアというLCCで利用してみて、注意しないといけないなと感じたこともありました。
3時間前に搭乗手続きを始めてもけっこう時間ギリギリ
今回スワンナプーム空港でLCCを利用してみて思ったより大変に感じたのは、搭乗手続きから出国審査までにかなり時間がかかってしまったことです。3時間前から航空会社のカウンターが開きますが、その前から長蛇の列ができていて、荷物を預けてチケットを受け取るまでに1時間くらいかかりました。
そしてターミナルがひとつのスワンナプーム国際空港は、出国審査にも長蛇の列が。結局審査場を後にしてラウンジに入ったのは、搭乗開始の20分前くらいでしたので、楽しみにしていた空港ラウンジには少ししか滞在できませんでした。
3時間前よりもっと早く搭乗手続きができたらいいんですが、LCCは専用カウンターではなく他の会社と交代で使っているため、決まった時間にならないと手続き開始しません。他の航空会社やトランジット利用時なら、時間に余裕をもってラウンジ利用できるかもしれませんが、LCC利用時にスワンナプーム国際空港で空港ラウンジを思いっきり楽しむのは、なかなか難しいなと思いました。
工事していることもあるので最新情報を要チェック
スワンナプーム国際空港は、いずれ別のターミナルを作る大規模拡張工事の計画があるようです。お目当てのラウンジが工事で閉まっていた、と言うこともあり得ますので、利用前には最新情報をチェックしておきましょう。
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